ストーリー
第12話 『 明日に架ける橋 』



『たとえばぼくが死んだら

 どうかこのことを忘れないで欲しい

 人を痛めつけ 傷つけても

 けして君自身は救われはしないんだということを

 そこにはさらに無限の暗闇が広がり 差し伸べる手も

 ついには見えなくなってしまうんだ』


 祐次は裁判でイジメの実態を証言すると約束していたが、自分に対するイジメを

恐れ取り止めてしまった。一方、刑事の須藤は、衛が逃亡したのは悦男を殺すためと

推測。悦男の身辺を警戒しだす。同じころ祐次は、夏美から、証言をすべきだと

詰め寄られ苦悩していた。その夜、電話の逆探知によって、衛は職員室にいると判明

する。




『やがて僕達が大人になり それぞれ父親になった時


 僕らの子供達もきっと 素敵な


 そう かけがえのない友達になるだろう』