ストーリー
第4話 『 引き裂かれた絆 』



『 僕はまだ この圧力に気づいてもいなかったんだ

 唯一   そう  僕の唯一の この安らぎの場さえもが

 しだいに暗く  閉ざされていく

 見えない何かに 圧力をもって』


 写真をばらまいた犯人を誠だと決めつけた宮崎は、体育の授業中、誠だけを倒れる

まで走らせた。さらに悦男が宮崎に、体罰のことを誠から相談されたと嘘をついたた

め、宮崎の誠に対する憎しみはますます募る。ある日、和彦がいじめで腕を骨折。

犯人は留加だが、和彦は誠にやられたと言い出す。連絡を受けた衛は学校に向かう。

衛は怒り、誠の話を聞こうともしない。味方だった留加や衛までが離れてゆき、

級友のいじめは悪化する一方。誠はしだいに絶望の淵に…




『 僕の目をあげる   もう君を見なくてすむのなら


 僕の耳をあげる   君の声を聞かなくてすむのなら


 僕の口をあげる   もう誰とも話したくないんだ』